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アトピー性皮膚炎治療の基本とちょっとしたコツ

皮膚疾患治療シリーズの情報誌『 To Dermatologist 』をwebコンテンツとしてご紹介していきます。

.アトピー性皮膚炎治療の基本的な考え方

 アトピー性皮膚炎治療の基本的な考え方と手順は、『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018』 1)(以下、ガイドライン)に掲載されている「アトピー性皮膚炎の診断治療アルゴリズム」にまとめられています。本日は、私が治療の際に留意している基本と、“ちょっとしたコツ”についてご紹介いたします。

1.きちんと確定診断する。目次へ

アトピー性皮膚炎の診療の大前提はきちんと確定診断をすることです。診療が誤った方向に進まないように、患者さんの病変が診断基準の中の「特徴的皮疹と分布」に合致するか、「除外すべき診断」を除外できているかを考え確定診断します。そのうえで患者さんの現在に至る背景や治療歴、重症度などを含め、患者さんを総合的に評価します。

2.外用薬を的確に適切に塗布することを、最初の診察時にきにきちんと説明する。目次へ

治療は、外用薬の塗布という患者さん主体の治療が中心となりますが、「塗り薬を塗ってもなかなか良くなりません」という患者さんにしばしば遭遇します。最初の診察時に、外用薬は適切な方法で外用しないと症状の改善は期待できないことを、患者さんにきちんと説明します。

3.具体的で現実的な治療目標を説明する。目次へ

 多くの患者さんから「アトピー性皮膚炎は治りますか?完治しますか?」と質問を受けます。アトピー性皮膚炎は決して治らない病気ではありませんが、適切な病勢の制御なくして簡単に治る病気ではありません。治療目標は、「症状がないか、あっても軽微で、日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない状態に到達し、その状態を維持すること」です。まずはきちんと診断し、患者さんごとに遂行できる治療計画を一緒に考え、ともに頑張って治療を進めていくと、完治できない場合でもアトピー性皮膚炎でない方と同等の日常生活をおくることが現実的に可能である、と患者さんに説明します。

文献

  • 1)日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会: アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018. 日皮会誌 128(12); 2431-2502, 2018

アトピー性皮膚炎治療の基本とちょっとしたコツ

アトピー性皮膚炎治療の基本とちょっとしたコツ

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